活動紹介
囲む会
09.08.20 「四国からはじまる国際協力」~JICA北野部長を囲む会
今回のゲストはJICA東・中央アジア部長・北野尚宏さん。
北野さんは、四国出身ではなく、四国に赴任した経験もありません。
しかしHIPの誰よりも四国の自然を満喫されているのではないか、と思ってしまいます。
中学生の時に、自転車で室戸岬や足摺岬など四国一週をされたとのこと。
私達HIPも、もっともっと四国の魅力を探していきたいですね!!
北野さんはJICA(旧JBIC)において、主として東アジアの円借款を担当されてきました。
下水処理、空港をはじめとして日本援助の強みであるインフラを中心に尽力され、中国の経済成長や衛生環境に
高く寄与されました。
また中国への留学を通じて各国のキーパーソンとの強い絆を構築された一方、
現在は業務多忙の中、京都大学において中国と日本の学生の架け橋となっておられます。
北野さんのお話を伺って、特に心に残ったのは以下の2点でした。
1.現地に溶け込むことの重要性
北野さんは留学、仕事を問わず現地に溶け込んでおられました。
現地の風土や文化を大切にする思い、確固たる志を持っていること、そして何よりも柔らかなお人柄
これらが秘訣なのかな、と感じました。
言うは安し、行うは難しとは、まさにこのことですが、少しでも学びたい姿勢です。
2.中国に対する現実的な期待
都市と農村の格差をはじめ、中国は様々な課題があります。
しかし北野さんからは、現在の中国の指導部に対する信頼を感じることができました。
「中国の体制はいずれ変わる、そのことは指導部もわかっている」
「その後押しをやることが日本の役目」
中国においては、経済成長による雇用とSD(持続的開発)を両立することが不可欠です。
日本の有する技術や制度は、必ず中国の支えになると僕は思っています。
中国の未開発地域に、従来の発展段階である、ガソリン車、火力発電、固定電話ではなく
電気自動車、クリーンエネルギー発電、携帯電話に、いきなりジャンプすることは可能ではないでしょうか。
ホップ⇒ステップ⇒ジャンプ ではなく、いきなりジャンプになれるはず。
その担い手になりたいと強く思いました。
あっという間の3時間でした。
北野さん、本当にありがとうございました。