HIP - Home Island Project

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活動紹介

四国の歩き方

内子 「 ツ バ メ 団地 」

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(text シンペー)

愛媛県内子町。古くから残る町並みで知られる、観光の町だ。

そんな町の東の外れに、毎年夏になると多くのツバメ達が集う、通称『ツ バ メ 団地』と呼ばれる建物がある。彼らは4月ごろ、台湾やフィリピン、マレー半島などから家族とひと夏のバカンスを過ごしにやってくるのだ。

『ツ バ メ 団地』には、この土地の泥や枯草などの材料と人が建てた既にそこにある建造物を利用して、毎年それぞれの家族の希望にあった部屋が作られる。出入り口がきちんと決められているものや、壁がほとんどないオープンなつくりのもの。中にはよほどの大家族なのか、2部屋つくりの所有者なんかもいる。彼らはここで子育てや友人との時間を大切にしながら、およそ2ヶ月程度滞在する。

彼らのこしらえる多様性豊かな部屋を眺めていると、彼らがいかに自分たちの心地を知っていて、しかもそれをこの土地の住民をはじめ、周辺環境との調和を図りながら堪能しているということに感動する。

観光客で賑う内子の町並みにも、その昔には多様な暮らしが息づき、それぞれ調和の取れた関係性があったからこそ、今も引き継がれているような文化が生まれ育まれてきたのだろう。 町並みにいると、デジカメ片手に慌しく通り過ぎ去っていく観光客を見かけることが多いが、 毎年『ツ バ メ 団地』にやってくる彼らのように、町と自分の心地とを調和させた部屋をこしらえ、そこでひと夏をゆっくり過ごすことをおすすめする。

そんな多様な部屋が寄り集ることで、内子の町にもう一つの町並みが生まれることを期待する。


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