活動紹介
囲む会
四国アイランドリーグCEO 鍵山さんを囲む
2008.11.4@八重洲
今回のゲストは四国・九州アイランドリーグのCEOをされている鍵山誠さん。
当日の前半は鍵山さんの四国アイランドリーグ立ち上げまでの半生、後半は困難の多い独立リーグの経営を語っていただきました。
鍵山さんを象徴する一つめの言葉は、「あきらめない」ということ。事業に失敗したり、夢破れることがあったり、金融危機に襲われたりしても、その都度考え抜き、かつやり抜いてしまわれたことが今の鍵山さんの基になっています。
鍵山さんを表すもうひとつの言葉は、やはり「夢」でしょう。まだビジネスとしては発展途上の地方独立野球リーグ。その改革を引き受けられた裏には、太陽のような熱い想いがありました。
それは、一言で言うと、野球というスポーツを通じ、独立リーグを『地域共同体の公共財』として発展させようという試みです。
若者には野球だけに打ち込める環境を、子供たちにはプロの野球に触れる機会を、年配の方にもスリリングな野球の試合を地元で気軽に楽しんでいただける機会を提供できます。
そして何より、すべての人に、その地域ならではのチーム作りにかかわれる機会を通じて、誇りを持てる地域社会を作りたい。野球場は、人々の社交場にもなり、夢の発信地にもなることが出来る。そう鍵山さんはおっしゃいます。
さらに、プロ野球球団との提携や世界の各地域との人材交流など、独立リーグが果たす役割を、日本全体や世界を目指し広げていく構想には一同、なるほどと思わせられました。
現在、鍵山さんは、野球日本代表選手をここから輩出することなど、さまざまな夢をお持ちです。
「夢」の言葉が似合う鍵山さんをHIPも応援して、私たちの地域に、かけがえの無い文化を創りましょう。